Illustrator(イラレ)を使って見出しやバナーをデザインする際、「ちょっと目立たせたい」と感じたことはありませんか?
そんなときに便利なのが「リボンデザイン」です。
情報を強調したいときにぴったりなパーツで、視線を自然と集めてくれます。
この記事ではイラレでリボンを作る方法を紹介します。
Illustratorでリボンを作る方法
早速Illustratorでリボンを作る方法を紹介します。
- 中央の帯を作成する
- リボンのくぼみを作成する
- レイヤーを1番下にする
- 折り返し箇所に影を表現する
- 反対側も作成する
- カーブさせる
中央の帯を作成する
まずは中央の帯を作成します。
長方形ツールで作成できます。

リボンのくぼみを作成する
続いてリボンのくぼみを作成します。
先ほど作成した長方形を複製し、横幅のみ小さくします。
長方形を選択した状態でペンツールでアンカーポイントを追加します。
左右の高さ中央に追加します。
※メニューの「表示」→「スマートガイド」にチェックを入れておくと中央がわかりやすいです。
ダイレクトツールでくぼみを作成します。
※作成した図形は色を少し暗くしておきます。
レイヤーを1番下にする
作成した図形のレイヤーは長方形より下に来るようにします。
折り返し箇所に影を表現する
続いて折り返しの箇所に影を表現します。
はじめに「ペンツール」で折り返し箇所を囲い図形を作ります。
続いて作成した図形の色を変更します。すると折り返し箇所に影が表現出来ます。
反対側も作成する
反対側にも同じ図形を作成します。
作成した図形をグループ化して、右クリックで「変形」→「リフレクト」→「コピー」を選択すると反転された図形が複製されます。
カーブさせる
最後にリボン全体をカーブさせます。
まずはリボン全体をグループ化します。

次にリボンを選択した状態で「効果」→「ワープ」→「アーチ」を選択します。
するとリボン全体がカーブします。
イラレでリボンを作る方法は以上になります。
リボンのデザインを使用するシーン
リボンのデザインが実際に使用されるシーンを紹介します。
- イベント・シーズン装飾
- 強調・目立たせたい要素に使用
イベントでの装飾
リボンのデザインはイベント時によく使用されます。
「クリスマス」、「バレンタイン」、「母の日」、「結婚式」などの招待状や広告で使用されることが多いです。
強調・目立たせたい要素に使用
バナーやチラシに「期間限定」や「30%OFF」などのテキストを入れるための装飾だったり、ECサイトの商品画像に「NEW」「人気No.1」などを目立たせるためにリボンが使われたりします。
最後に
Illustratorでは簡単にリボンのデザインを作ることができます。
まだやったことの無い方は是非試してみてください。