WordPressで非公開設定する方法を知りたい
この記事は上記の課題に向けて作成しています。
サイトを運営していると非公開に設定することがあります。
WordPressでは簡単に非公開に設定出来ます。
この記事ではWordPressで非公開に設定する方法を紹介します。
この記事を読むメリット
- WordPressで非公開にする方法がわかる
この記事を書いた人
この記事を書いた僕はこんな人です!
- 都内制作会社でwebデザイナー・webディレクターとして勤務
- webデザイナー3年、webディレクター1年目
- web制作現場で学んだことを発信している人
WordPressで非公開に設定する方法
早速WordPressで非公開設定する方法を説明します。
WordPressでは下記2つの非公開設定が出来ます。
- サイト全体の非公開
- 一部のページのみ非公開
サイト全体の非公開
WordPressのサイト全体を非公開にする方法は2通りあります。
WordPressサイト全体を非公開にする方法
- Basic認証をかける
- プラグインでメンテナンスモードにする
Basic認証をかける
1つ目はBasic認証をかける方法です。
Basic認証とは「ディレクトリーにアクセス制限をかける」ことです。簡単にいうとサイトにパスワードロックを設定することができる機能です。
Basic認証をかけることでサイト全体を非公開にすることが出来ます。
※Basic認証は「.htaccess」ファイルを使用する方法やサーバーの管理画面から設定する方法があります。「.htaccess」での設定はプログラミングの知識が無いと難しいため、今回はエックスサーバーの管理画面から設定する方法を紹介します。
①エックスサーバーのサーバーパネルに入る
サーバーパネルに入ります。ログインURLはこちらです。
②「アクセス制限」をクリック
サーバーパネルから「ホームページ」→「アクセス制限」を選択します。
③ドメインの選択
アクセス制限をかけたいドメインを選択します。
④ユーザー設定を選択
「現在のフォルダ」の右側にある「ユーザー設定」を選択します。
⑤「ユーザーID」と「パスワード」を設定
「ユーザーID」と「パスワード」を設定します。
「確認画面に進む」を選択し、「追加する」をクリックしてください。
⑥アクセス制限を設定する
先ほどの画面に戻って「現在のフォルダ」のアクセス制限を「on」にして「設定する」を選択します。
するとサイト全体にアクセス制限がかかりました。
サイトを閉じて再度開くと「ユーザー名」と「パスワード」が要求されます。
プラグインでメンテナンスモードにする
2つ目はプラグインでメンテナンスモードに設定する方法です。
使用するプラグインはこちらです。
使用するプラグイン
- 「WP Maintenance Mode & Coming Soon」
①「WP Maintenance Mode & Coming Soon」のインストール
プラグインをインストールします。
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択します。
「プラグインの検索」から「WP Maintenance Mode & Coming Soon」を検索します。
「今すぐインストール」を選択します。
最後に「有効化」を選択したら完成です。
②メンテナンスモードの設定をする
続いてメンテナンスモードの設定を行います。
WordPress管理画面から「設定」→「WP Maintenance Mode」を選択します。
すると下記のような画面が表示されます。
左側がメンテナンスモードで右側がカミングスーンモードです。
今回は左側のメンテナンスモードを選択します。
メンテナンスモードを選択して「Continue」をクリックすると下記の画面に移ります。
こちらはスキップで構いません。最下部の文章をクリックしましょう。
最後に下記のようなページが表示されます。「Go to settings」をクリックします。
以上で非公開の設定が完了しました。
ブラウザのシークレットモードでサイトを開いてみましょう。「メンテナンスモード」と表示されていれば完成です。
※WordPressにログインしている状態だとメンテナンスモードが表示されないので、ブラウザのシークレットモードで確認してください。
③メンテナンスモードの設定を解除する
メンテナンスモードは簡単に解除出来ます。
WordPress管理画面の「設定」→「WP Maintenance Mode」を選択します。
「ステータス」部分を「無効化」にチェックを入れて保存します。
するとメンテナンスモードが解除されサイトが表示されるようになります。
一部のページのみ非公開
ここからは一部のページのみ非公開する方法を説明します。
やり方は下記の通りです。
一部ページのみ非公開にする方法
- 記事の編集画面から「非公開」を選択する
①非公開にしたいページの編集画面を開く
非公開にしたいページの編集画面を開きます。
②「表示状態」から「非公開」を選択する
続いて「表示状態」から「非公開」を選択します。
表示状態は画面の右上にあります。
「非公開」を選択した状態で保存すると、そのページのみ非公開になります。
※パスワード保護を選択すると、そのページだけにパスワードロックをかけることが出来ます。
非公開にした記事が表示される原因
非公開設定した記事が一覧の中で表示されます。その原因は
あなたがWordPress管理画面にログインしているからです。
ログイン状態だと表示される
WordPres管理画面にログインしている状態だと非公開設定している記事が表示されます。
しかし自分以外の人にはその記事は表示されません。
※ブラウザのシークレットモードで確認すると非公開されていることがわかります。
他のユーザーからは見えないので心配する必要はありません。
※「下書き」にすると管理者にも表示されなくなります。見えないようにしたい方は下書きに変更してみてください。
WordPressでは簡単に非公開出来る!
最後にまとめです。
WordPressでサイト全体を非公開にする方法
- Basic認証をかける
- プラグインでメンテナンスモードにする
WordPressで一部記事を非公開にする方法
- 記事の編集画面から「非公開」を選択する
WordPressでは簡単に非公開設定することが出来ます。
まだやったことの無い方は是非試してみてください。