takato(@n8takato)です!
![](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/07/man-300x300.png)
Illustratorで背景を透明にする方法を知りたい
この記事は上記の課題に向けて作成しています。
切り抜きのあるデザインは背景を透明にした方がわかりやすいですよね。
Illustratorでは簡単に背景を透明にすることが出来ます。
今回はIllustratorで背景を透明にする方法を紹介します。
この記事を読むメリット
- Illustratorで背景を透明にする方法がわかる
この記事を書いた人
![](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/07/takato.jpg)
この記事を書いた僕はこんな人です!
- 都内制作会社でwebデザイナー・webディレクターとして勤務
- webデザイナー3年、webディレクター1年目
- web制作現場で学んだことを発信している人
Illustratorで背景を透明にする方法
Illustratorのアートボードはデフォルトだと白色に設定されています。
アートボードを透明に設定する方法を紹介します。
アートボードを透明にする方法
- オブジェクトを作成
- オブジェクトの中を空洞にする
- 「表示」→「透明グリッドを表示」を選択
オブジェクトを作成
始めにオブジェクトを作成します。
「長方形ツール」などでオブジェクトを作成してください。
![「長方形ツール」で長方形を作成します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent1.jpg)
オブジェクトの中を空洞にする
続いてオブジェクトの中を空洞にします。
今回は下記のように真ん中に空洞のあるオブジェクトを作成します。
![真ん中に空洞のあるオブジェクトを作成します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent2.jpg)
①「楕円形ツール」で正円を作成
始めに楕円形ツールで正円を作成します。
楕円形ツールは長方形ツールを右クリックすると表示されます。
「Shiftキー」を押しながらクリックすると正円が作成出来ます。
![正円を作成します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent3.jpg)
②正円を長方形の上に配置する
続いて作成した正円を長方形の上に配置します。
![長方形と正円を重ねます。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent4.jpg)
③長方形の真ん中に空洞を作る
最後に長方形の真ん中に空洞を作成します。
長方形と正円を選択して「右クリック」→「複合パスを作成」を選択します。
![「右クリック」→「複合パスを作成」で空洞を作ります。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent5.jpg)
すると長方形に空洞を作ることが出来ました。
![真ん中に空洞のあるオブジェクトが完成しました。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent6.jpg)
「表示」→「透明グリッドを表示」を選択
最後に背景を透明にします。
「表示」→「透明グリッドを表示」を選択します。
![「表示」→「透明グリッドを表示」を選択します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent7.jpg)
すると背景が透明になります。
長方形の空洞を見れば透明になっているのがわかりますね。
![背景が透明になります。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent8.jpg)
アートボードを透明にする方法は以上です。
背景が透明な画像を書き出す方法
続いて背景が透明な画像を書き出す方法を説明します。
背景が透明な画像を書き出す方法
- 拡張子PNGで書き出す
拡張子PNGは背景が透明になる
拡張子PNGは背景を透明にして書き出すことが出来ます。
PNGで書き出す手順は下記の通りです。
- 「アセットの書き出し」に追加する
- 「書き出し設定」でPNGを選択する
- 書き出す
①「アセットの書き出し」に追加する
始めに書き出す要素を「アセットの書き出し」に追加します。
要素を選択した状態で「右クリック」→「書き出しように追加」→「単一のアセットとして」を選択します。
![「右クリック」→「書き出しように追加」→「単一のアセットとして」を選択します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent9.jpg)
※複数の要素を一括で追加する場合は、「複数のアセットとして」を選択すると効率的です。
②「書き出し設定」でPNGを選択する
続いて「アセットの書き出し」プロパティで設定します。
「書き出し設定」でPNGを選択します。
![「書き出し設定」でPNGを選択します。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent10.jpg)
※左にある「1x」は大きさのことを表しています。「2x」だとサイズが2倍になります。Retinaディスプレイ用に書き出す場合は「2x」で書き出します。
③書き出す
最後に書き出します。
右下の「書き出し」を選択すると書き出すことが出来ます。
![右下の「書き出し」を選択すると書き出すことが出来ます。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent11.jpg)
実際に画像を確認すると背景が透明なのがわかります。
![実際に画像を確認すると背景が透明なのがわかります。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent12.jpg)
ちなみに拡張子JPGは背景が白色で書き出されます。
![ちなみに拡張子JPGは背景が白色で書き出されます。](https://takatoblog.org/wp-content/uploads/2022/12/illustrator_background-transparent13.jpg)
背景を透明で書き出したい場合は拡張子をPNGにしてください。
Illustratorは背景を透明にすることが出来る!
最後にまとめです。
Illustratorで背景を透明にする方法
- オブジェクトを作成
- オブジェクトの中を空洞にする
- 「表示」→「透明グリッドを表示」を選択
また、画像の背景を透明にすることも出来ます。
Illustratorで画像の背景を透明にする方法
- 拡張子PNGで書き出す
Illustratorで背景を透明にするのは簡単です。
是非実践してみてください。
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