この記事ではイラレで「基本的な波線を作る方法」と「ランダムな波線を作る方法」を紹介します。
イラレで基本的な波線を作る方法
まず始めに基本的な波線を作る方法を紹介します。
- 直線を描く
- ジグザグ効果を加える
直線を描く
直線ツールを使ってアートボード上に直線を描きます。
ジグザグ効果を加える
作成した直線にジグザグ効果を追加します。
メニューの「効果」→「パスの変形」→「ジグザグ」を選択します。
ダイアログボックスが表示されるので、それぞれ設定します。
- サイズ:波の振幅を調整します。
- 折り返し:波の数を指定します。
- ポイント:「滑らかに」を選択すると、滑らかな波線になります。
最後に「OK」を選択したら完了です。
ジグザグ効果は後から編集することも可能です。
アピアランスパネルにある「ジグザグ」を選択すると、ジグザグのダイアログボックスが表示されます。
そこから編集することができます。
ランダムな波線を作る方法
続いてはランダム性のある波線を作る方法を紹介します。
- 直線を描く
- 「ラフ効果」を加える
直線を描く
先ほどと同様に直線を描きます。
「ラフ効果」を加える
続いて直線に「ラフ効果」を加えます。
メニューの「効果」→「パスの変形」→「ラフ」を選択します。
するとラフのダイアログボックスが表示されますので、それぞれ設定します。
- サイズ:波の振幅を調整します。
- 詳細:波の頻度を指定します。
- ポイント:「丸く」を選択すると、滑らかな波線になります。
最後に「OK」を選択したら完成です。
ラフの効果も後から編集することが可能です。
アピアランスパネルにある「ラフ」を選択すると、ラフのダイアログボックスが表示されます。
そこから編集することができます。

波線が与える印象や効果
デザイン上に波線を使うことで、ユーザーに与える印象がいくつかあります。
- 柔らかく親しみやすい印象を与える
- 動きやリズム感を表現出来る
- 自然や水を連想させる
柔らかく親しみやすい印象を与える
波線は直線や鋭角なラインに比べてやわらかいため、優しい・フレンドリーな雰囲気を演出できます。
子ども向けの商品パッケージや、ナチュラル系のブランドサイトなどに効果的です。
動きやリズム感を表現出来る
一定のリズムで上下に動くため、視覚的にリズムや躍動感を与えることができます。
音楽系、エンタメ系のポスターやバナーに効果的です。
自然や水を連想させる
波線は「水」や「風」などの自然の要素を想起させるため、環境・自然系のテーマにもマッチします。
エコ系のイベント告知や、温泉・スパのパンフレットなどにも効果的です。
最後に
この記事ではイラレで波線を作る2つの方法を紹介しました。
イラレでは簡単に波線を作ることができます。
まだやったことの無い方は是非試してみてください。