メルマガの開封率を上げる方法が知りたい
この記事は上記の課題に向けて作成しています。
web制作の案件にはHTMLメールやテキストメールの制作もあります。
最近のメルマガはHTMLメールが主流になってきています。
メルマガの開封率を上げることで多くの方に中身を見てもらえます。
そこで今回はメルマガの開封率を上げる方法を紹介します。
この記事を読むメリット
- メルマガの開封率を上げる方法がわかる
この記事を書いた人
この記事を書いた僕はこんな人です!
- 都内制作会社でwebデザイナー・webディレクターとして勤務
- webデザイナー3年、webディレクター1年目
- web制作現場で学んだことを発信している人
メルマガの開封率とは?
まずはじめにメルマガの開封率について説明します。
開封率とは「配信したメールを開封してくれた人の割合」のことを指します。
開封率は下記の公式で算出出来ます。
開封率 = 開封者数 ÷ 配信成功数 × 100
例えば配信成功数が7,000で開封者人が2,500人だった場合、「2,500/7,000*100」なので開封率は約35.7%となります。
注意点として、割る数は配信数ではなく配信成功数となります。受信者がアドレス変更していて配信出来ないケースがあります。そのため実際に配信できた数値で開封率を算出してください。
開封率は配信ツールやGAで確認することが出来ます。
一般的な開封率はどのくらい?
「BENCHMARK EMAI」が業種別で開封率を公表しております。(一部掲載)
全体的にみると開封率は20後半代となります。
開封率が30%を上回ると平均以上と見て良いでしょう。
開封率を上げるためには?
では本題の開封率を上げる方法を説明していきます。
開封率を上げる施策は大きく分けて2種類あります。
開封率を上げるための施策
- 件名周りの施策
- 配信時間の施策
件名周りの施策
件名周りを工夫することで開封率を向上させることが出来ます。
件名周りは2つの施策があります。
- メールの件名
- プリヘッダーの設定
メールの件名
メールの件名はメールを開封させるために重要な施策になります。
下記がメールの件名の施策の一例です。
- 件名に自社名を入れる
- 目立たせたい箇所を【】で囲う
- お得情報は件名の頭に持ってくる
メーラーによって件名が途切れてしまうことがあるため、伝えたい情報はなるべく頭に持ってくることがおすすめです。また、【5%off】や【先着10名様】などかっこで囲うことで目立たせることが出来ます。
これをやったからといって開封率がすぐに上がるわけではありません。
大事なのはリストの方たちが比較的開封してくれる件名を探すことです。
そのためにはいくつかの件名で比較し分析して見つける以外ありません。
プリヘッダーの設定
プリヘッダーも件名と同様に開封に繋がる重要な施策です。
プリヘッダーとは?
- 件名の下に表示される本文のこと
受信ボックス一覧に件名の下に本文が表示されています。
この箇所のことをプリヘッダーといい好きな文章に変更することが出来ます。
メール内の一番上にあるテキストがプリヘッダーとして自動で反映されます。これを好きな文章に変更することが出来ます。ただしこれが出来るのはHTMLメールのみで、通常のテキストメールでは出来ません。
プリヘッダーにも読者にとって有益な情報があることを表示出来ます。
件名との違いは表示される文字量が多いという点です。
そのため件名よりも長い文章を表示出来ます。
件名には【5%off】と記入し、プリヘッダーには「期限」や「対象商品」などを記載することでより開封を促すことが出来ます。
プリヘッダーを設定するHTMLコードは下記の通りになります。
プリヘッダーを設定するHTMLコード
<div class="preheader" align="center" style="display:none !important; visibility:hidden; height:0; width:0; font-size:0; color:transparent; color:rgba(0,0,0,0); opacity:0; mso-hide:all;">
<font size="1" color="#666666">ここにプレヘッダーテキストを入力する</font>
</div>
上記の文章を<head>タグ内の一番上に配置してください。
ここで入力した文章がプリヘッダーとして表示されるようになります。
上記のコードを説明すると、メルマガ内に文章を追加するコードとなります。ただしメルマガ上では追加した文章が消えるように設定しているため、メルマガに文章が表示されることはありません。
配信時間の施策
配信時間も開封率に大きく影響します。
開封率が上がる曜日や時間帯は一概には分かりません。
ただ、配信リストの人たちにとって最適な曜日と時間はあるはずです。
配信時間のテストを行うことで最適な曜日と時間が徐々にわかってきます。
配信時間のテスト(例)
- 「火曜日の12時」と「火曜日の17時」
- 「木曜日の16時」と「金曜日の16時」
「曜日のテスト」なのか「時間のテスト」なのかを意識しましょう。
配信時間のテストをする際は同じメルマガで行うようにしてください。1つのメルマガの配信リストを半分に分けて行うことで、より正確な結果を得ることが出来ます。
最後に
この記事ではメルマガの開封率を上げるための方法を紹介しました。
メルマガの施策はすぐに結果が出ないことが多いです。我慢強さが大事です。
そのため、施策を行なったら数ヶ月様子を見て分析するようにしましょう。